ホーム越しの海は春の陽ざしで いっぱいひとみ細めながらあなたを見ていたあなたも いつかは変わってゆくのね…たんぽぽの駅で電車の音の中 つぶやく心で季節を止めてこのまま 甘えていたいそれでも…風の中で踊る 光の綿帽子あなたを包むいつか聞いた噂好きな誰かがいること私ならいいな…と思っていたけどやさしい陽ざしに負けない強さで大切な夢を抱きしめていってね ここから一度も好きと言えずにこのまま 離れてゆくのふたりはしずかに走りだす窓ぎわの席から右手を振るの心で季節を止めて私も変わってゆくの ここからしずかに こぼれてく思い出の花びらちいさくなるの