出会った頃は可愛らしく両手でリプトン飲んでた今は腰に手を当てデカビタ飲んでる逞しさに惚れ惚れとしてる性格 容姿 それとあと料理撃ち抜くハート胃袋越し台所に立つあなたの後ろ姿は凄く綺麗でついついちょっかい出し続ける「いい加減にしな 刺し殺すよ」ってその手が握る凶器は爪楊枝剣先突き刺したのはミニトマト幾つになっても赤い実弾ける朝でも昼でもおっぱじめる山越え谷へ 谷を越え山へあなたからあなた あなたへ あなたへ世界を愛すあなたを愛するようにあなたを愛す世界を愛するように生きてく事は訳を知る事だ指と指との隙間風が握り会う為のものだと気付いて嬉しくて手を繋いで踊った尖る唇で笛が吹けるのは怒りをメロディーで耕す為だぶつける文句 不満の最後にも「好きだから」って ちゃんと言えたなら無くして忘れて失うばかりだ代わりに好きな歌は増えるんだ歯並び全部 完璧じゃねぇのは嚙み締め 息して 生きて行く為だ一年生の教科書の始め五十音順 頭二文字「あい」で始まるそんな偶然に誰かの願いが聴こえた気がした夜の歩道橋 手すり寄りかかり見つめる海の向こう流れる車の先の灯理由はない あなたに会いたいおにぎり包んだ銀紙みたいな皺くちゃばあちゃんの手のひら大豆にゴボウ 人参ヒジキチクワの向こうに観る景色道の駅光るキラキラのキャベツピカピカ頬っぺ 笑う小学生子供の前じゃ泣けないお母さん交通整理ライトセイバー自分の名前 書ければ詩人だあなたの名前 呼べば革命家日々を 愛せたなら芸術家まわるまわる まわる ガスメーターあなたといたら世界が明るい重たい筈の 荷物も軽いその不思議は紐解けないよイエスもブッタもアラーも知らない何の取り柄もない なんて言わないで愛する事が得意だよ俺をあっためるのが上手だよあなたにとっての俺はどう?世界を愛すあなたを愛するようにあなたを愛す世界を愛するようにいつか 愛されたようにこんなに愛おしいこんなに柔らかいこんなに温かい世界がずっと 続いたらいいな