暗く滲む街を刺す さざめき光散らす星薄い鈍色のオーロラは 巷の溜め息誘って明けない夜は無いと来ない夏は無いと苦しい熱帯夜も 今はもう恋しい変わらない日々と思ってた放送事業者狼狽 立法機関も観念緊急事態と断定 超常気象がやって来る粉雪ひらひら 春の花待ち侘びって長雨(ながさめ) 紫陽花に落ちる雫を見てそのさき 焦がすほどの太陽 求めてた ah氷雪 まだあちこち残る世界で少し暖かい今日は 吹雪の弱い谷間の日絶望の日とは裏腹な 脅威は甘噛みのようでもし一万年も前なら絶滅もあるかと思うくらい 文明様々まだ凍てつきは終わらない雪解けの朝はいつかとそう 芽吹きの日が来ると皆信じているからひたすらただただ遠い夏 待ち詫びた指先擦ってる華氏0度の都会でそれでもまだまだ続いてく日常はうんざりするこの素晴らしい世界で